医師免許を持ちながら起業家として成功を収め、
YouTube番組「令和の虎」でも注目を集めた青笹寛史さん。
彼がどんな人で、なぜ29歳という若さでこの世を去ったのか。
支えてきた奥さんとの関係や、最後に語った言葉、
これまでの功績や悲しみの声などについてご案内します。
青笹 寛史(あおささ ひろふみ) プロフィール

■名前:青笹 寛史(あおささ ひろふみ)
■生年月日:1996年6月4日
■出身高校:春日部共栄高等学校
■出身大学:島根大学 医学部医学科
■職業:実業家
■死没:2025年6月25日(享年29歳)
父親が医師、高校は中高一貫校という、まさに絵にかいたようなエリートコースの人生ですね。
大学在学中から動画編集フリーランスとして活動を開始し、
2020年に「アズール株式会社」を設立します。なんと初年度から売上1.5億円、
営業利益8,000万円という卓越した成果を達成します。
起業家としてのセンスがもともとあったということがよく分かります。
そして、2022年から展開された動画編集講座「動画編集CAMP」では、
オンラインだけでなく全国19校の校舎展開という急成長を遂げました。
同年3月に大学を卒業し、医師免許を取得していますが、
ここまでくれば医師の道には進まなかった理由は明確ですね。
んー・・・にしても医師免許まで持ってるってすごいなあ・・・
著書とメディア活動
2022年に『世界一やさしい YouTube動画編集の教科書1年生』を出版します。

同年、YouTubeリアリティ番組「令和の虎」に出演し、
“投資家・虎”として若手起業家を支援していきます。
↓こちらが青笹さん出演シーンのダイジェストです。
とても誠実で頭の言い方という印象です。
言ってもエンタテイメントなので多少の自己演出はあるかも知れませんが、
きつい言葉を相手に言っても、どこかにやさしさを感じます。
理路整然とした話し方にもとても好感を持ちました。
奥さんとのなれそめは?
青笹さんと奥さんが出会ったのは、大学時代。
2人は「軽音サークル」に所属していたそうです。
音楽が共通の趣味だったんですね。バンドも一緒に組んでいたんでしょうか?
そのサークル活動を通じて、2人は自然と距離を縮め、やがて交際に発展しました。
結婚はいつ?
お二人は交際期間6年という長いお付き合いを経て、2021年に結婚されています。
2025年時点で結婚5年目とはいえ、青笹さんが29歳で亡くなっていることを考えると、
20代のほとんどを一緒に過ごした“青春のパートナー”とも言えるのではないでしょうか。
ただ、2023年11月にはこんな動画をあげています。
まあ、一緒に暮らしていると色々ありますよね。
離婚はされてないようなので、その後和解をしたのでしょう。
まだお若いのでなんとも言えませんが、家庭を顧みないタイプだったのかも知れません。
急性心不全により29歳での死去
2025年6月25日、急性心不全により亡くなっていたことが、7月3日に公表されました。
兄でありアズール社共同経営者の青笹雅史さんが公式Xで発表。
葬儀は家族葬でしっかりと執り行われ、初七日を経てからの発表となりました。
お兄さんによると、コンサル業務以外は事業継続し、彼の理念を引き継ぐとのこと。
インターネット上の憶測や噂に対しては、
「公式発表以外は信頼しないでほしい」と強く呼びかけました。
若くして亡くなり、『急性心不全』という発表だとどうしてもネガティブな憶測を呼びますよね。
あまり睡眠時間を取っていなかったとの情報も一部でありましたが、直接の原因は定かではありません。
番組や著名人からの追悼
YouTuberのヒカルさんはXにて、青笹さんを「才能と優しさが溢れる唯一の後輩だった」とし、
「亡くなる直前もLINEで話していたのに、すれ違いがまさか…」と深い悲しみを吐露しました。
「俺の世界から青笹は消えてない」と1900文字の長文にわたって追悼の言葉を寄せています。
格闘家・朝倉未来さんとヒカルさんが手がける番組『Nontitle』も公式Xでコメント。
彼を「真摯な姿勢と情熱に満ちた人柄」と称え、
未来を奪われたことへの「深い無念」を表明しました。
また、“青汁王子”三崎優太氏も、自身のXで「20代であれだけのバランスを持った人はいない」
と賛辞を送り、「ぼっちが口癖だったけど、人に愛されていた」と惜しみました。
動画で残した希望のメッセージ
突然の死から2日後の、2025年6月27日、青笹さんが出演した動画が公開されました。
動画内では、「なんでこんなに人生すばらしいのかな」「幸せな40代を過ごすと思うんだよね」
と将来への希望を語っています。※18分46秒~
まとめ
あまりにも若くして逝去した青笹寛史さん。
その突然の別れは、多くの人々にとって大きな悲しみと衝撃を残しました。
実兄である青笹雅史さん並びにアズール社チームは、
彼の想いとビジョンを事業として引き継いでいくとしています。
彼が描いた夢は、これからも広がり続けるでしょう。
青笹さんの志したものが未来へつながることを願います。
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