日本を代表する世界レベルの短距離スプリンターサニブラウン・アブデル・ハキーム選手。
オリンピックや世界陸上でも大活躍をしています。
そんなサニブラウン選手のご家族について、幼少期からのエピソードとともに紹介します。
父親・ラティフ氏

サニブラウン選手の父、ラティフ・サニブラウン氏はガーナ出身の元サッカー選手。
現在は東京都内でスポーツバーを経営しているとの話しもありますが、真意は定かではありません。
サニブラウン選手の身体能力はお父さんから引き継いだものだったんですね。
スポーツ選手に必要な精神面の影響も受けたのではないでしょうか。
ラティフ氏はサッカーで培ったトレーニング方法などを、
サニブラウン選手に伝授したなんていうこともあったかも知れません。
元スポーツ選手ということで、サニブラウン選手にとってラティフさんの存在は、
単なる物理的な支援だけでない、とても大きな支えだったと思われます。
母親・明子さん

母・明子さんは福岡県北九州市出身。
高校時代には陸上競技で全国レベルの活躍をしていました。
特に100メートルと100メートルハードルでインターハイに出場するなど、
アスリートとしての実績があります。
その経験が息子の才能を正しく見抜き、的確なサポートもできたのしょう。
父親の影響からサニブラウン選手もサッカーをしていたそうですが、小学校3年生の時、
団体競技よりも個人競技に向いていると判断し、明子さんが陸上競技への転向を薦めました。
サニブラウン選手の陸上人生の始まりです。
同じ陸上競技選手として、具体的なアドバイスもされていたはずです。
これは心強いですよね。
また、2017年の世界陸上で、サニブラウン選手が決勝進出を決めた際、国際陸上連盟(IAAF)が
明子さんに直撃。
“『私はただ、その瞬間を共有したいだけ』 世界陸上200Mで熱くなりながら観戦している
アキコ・サニブラウンは、日本のサニブラウン・アブデル・ハキームの母親だ”
と公式Xで紹介し、動画では「カモン、ハキーム!」と客席で声援を送る様子とともに
インタビューを掲載しています。
陸上経験者の明子さんは、「ハムストリングが疲労で固くなっているように感じた。
短距離はとても大きな表現力を強いられるし、少し無駄な動きも多かった。
普段は容易くできることでも、たぶんナーバスになっていた部分もあったんだと思う」
と専門的な知識も織り交ぜながらレースを振り返り、英語で回答しています。
そして、「でも、彼が今できる限りの良い走りはできているように感じている。
100%で走っている。だから、私は結果を気にしない。タイムも他のことも」
とし、「私は陸上を本当に愛していて、私はただ、その瞬間を共有したいだけ。息子と一緒にね」
と話しています。
国際陸上連盟(IAAF)が直々に親に直撃するのもかなり異例のことだそう。
それだけの注目選手ということですね。
幼少期のエピソード
サニブラウン選手は、幼少期から活発で運動神経に優れていました。
小学校では陸上以外にもサッカーや水泳に挑戦し、様々なスポーツ経験を積んでいます。
今の陸上競技にも間違いなく活かされているはずです。
また、小学校の時のエピソードを、母校であるお台場学園港陽小学校を
訪問した際に披露しています。
質問コーナーで小学生から「小学校の時の100メートル走のタイムは覚えていますか?」
と問われ、「12秒5ぐらいだったと思います」と回答。
すると児童たちから「え~!」と驚きの声が上がり、大きな拍手を浴びた。日本短距離界のエースは「(小学生の時に)思い出に残っている行事は運動会。
『東スポWEB』より
リレーで負けていて、半周ちょっとぐらい差がついていたけど、
追い抜いて勝った記憶がある。それが小学生時代の一番の武勇伝です」と笑顔で明かした。
まとめ
父ラティフさん、母明子さんから受け継いだもの、
また精神面などの支えが、サニブラウンというすばらしい選手を生んだのでしょう。
サニブラウン選手の更なる躍進に期待です!
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