2024年3月をもって解散をする、人気お笑いコンビ「和牛」。
ファンや一般視聴者からだけではなく、芸人仲間からもその決断を惜しむ声が続々と上がり、その注目の高さが窺えます。
2023年12月12日の解散発表後、和牛の初めての生コメントは、12/22放送のラジオ番組「和牛のモーモーラジオ」でした。
その中で、解散についての真相や解散発表に至った経緯、憶測への回答などが本人たちの口から語られています。
誰もが知りたい、解散にまつわる真相をラジオ内の発言を元に紐解いていきましょう。
3月の解散にも関わらず12月の発表になってしまった理由
「(解散情報をキャッチした)週刊誌から突然マネージャーに電話」があり、「マネージャーから和牛へ連絡」、それを受け話し合った結果、「週刊誌に出る前に、自分達から発表しよう」ということになり、「発表が前倒しになった」というのが理由のようです。
本人たちは、12月の解散発表は本意ではなかったということですね。
解散を決めた時期
解散を決めたのは2023年4月頃で、芸人仲間も含め、どうしても仕事に支障をきたしてしまう関係者以外には、12月の発表まで解散のことは伏せられていたそうです。
前述の週刊誌に関しては、「どこで(解散の情報を)仕入れたのか分からない」と川西の口から語られていました。
解散コメントに関して
川西は、「憶測を呼ばないために、あえてコメントで具体的な解散理由を書いた」と説明しました。
また、「説明責任をしない政治家が嫌い」だとも話しており、川西の真面目な性格が窺えます。
解散理由について
水田、川西ともに、「3年ほど前の水田の度重なる遅刻は、あくまできっかけに過ぎない」ということを強調して話をしています。加えて、“水田の遅刻”がクローズアップされてしまった件については、「憶測が出ないようにと出したコメントが裏目に出てしまった」という旨の話しも同時にしています。
解散理由については、
「漫才を極めたかった川西と、漫才師というものにこだわらなかった水田との意識のずれが大きくなった為」
ということが、川西の口から語られました。
発表されたコメントと概ね同じ内容ですが、あらためて本人の肉声で語られると、少し寂しい気持ちが残りますね。ファンの方は尚のことではないでしょうか。
また、一部で囁かれた川西の精神的な病に関しては、はっきり「ない」と川西自身が否定しています。
今後について
水田、川西、双方ともに吉本興業に所属し芸能活動をしていくとした上で、以下のような発言をしています。
水田
■「漫才をすることは今は考えられない」
川西
■「フィルターをかけて見られてしまうので、3月の解散までの間に漫才をすることはない」
■「(解散後は)1年間くらい仕事をしなくてもいいくらいに思っている。その期間は、勉強をするなど、自分の将来の為に時間を使っていきたい。」
■「漫才はやめる。やり尽くした。悔いはない。水田とも向き合えた。和牛以外で漫才をすることはない。」
また、川西は、「水田が誰かと漫才をするのは全然いいと思う」とも語っており、その発言に逆に寂しさを感じているファンもいるようです。
まとめ
あくまで個人的な感想として、12/22放送のラジオでの発言を聞く限り、「解散に未練のある水田」、「解散で吹っ切れた川西」という印象を受けました。
ラジオ内での発言は、水田は二言三言のみでトーンも低く、川西が思いのたけを雄弁に語っています。発言の端々に川西の生真面目さも見て取れました。
水田はそこに息苦しさを感じてしまったということも、あるいはあったのかも知れません。
和牛の漫才が見られなくなるのは残念ですが、二人とも間違いなく才能のある方々です。
それぞれのステージで更に芸人としての力をつけ、いつの日かまた彼ら和牛の漫才が見られる日が来るかもしれません。
今後の彼らの活躍を楽しみに待ちましょう。
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