和牛解散でにわかに注目を集めている芸人がいます。
その名は「バイク川崎バイク」。
2024年1月現在44歳のピン芸人です。
何故注目を集めることになったのか?どのような人物なのか?
芸人バイク川崎バイクについて掘り下げてみたいと思います。
芸歴
専門学校を卒業後、3年間美容師として仕事をした後、2003年、23歳の時に26期生としてNSC大阪校に入学します。
その後、コンビでの活動を経て、2007年4月からピン芸人「バイク川崎バイク」として活動を開始。
2013年の単独ライブでは約800席が満席となったり、CMでもきゃりーぱみゅぱみゅと共演するなど、知名度を上げていきます。
2014年にはR-1グランプリのファイナリスト12人に残り、決勝進出を果たしました。
2020年に新型コロナウィルスの影響で、芸人としての活動の幅が制限されていく中、投稿サイト「note」に自らが執筆した「ショートショート小説」が出版社の目に留まります。
その作品群は、『BKBショートショート小説 電話をしてるふり』として書籍化され、一部でも話題となりました。
その反響を受け、2022年には、表題作『電話をしてるふり』が、フジテレビ系ドラマ『世にも奇妙な物語’22夏の特別編』で実写化もされました。
芸風
ひとネタ毎に「ヒィーーヤッ!!」と叫びながら両手を広げるという決め(ブリッジ)を繰り返す漫談をベースにネタを繰り広げます。
自身の芸名を略した「BKB」の頭文字を使ったネタが定番。客いじりなど、会場の盛り上げに定評があり、M-1グランプリ等の前説も数々こなしています。
世界的作家吉本ばななとの意外な関係
作家吉本ばななとは、彼女を「ばな姉」と呼ぶほどの仲。
お笑い好きなばなな氏が、バイク川崎バイクの単独ライブに観に来たことがきっかけで、交流が始まったそうです。
そんな縁もあり、ばなな氏は、前述の小説集『BKBショートショート小説 電話をしてるふり』の書籍の帯に推薦文を寄せています。
和牛との深い関係
2006年、同期である水田、川西(後の和牛)の2人から相方を探しているという相談を同時期に受け、仲を取り持ったのがバイク川崎バイク。言わば和牛の生みの親でもあります。
解散報道に触れ、「こんなバケモノが生まれるとは思わなかった。楽しませてもらって、心からありがとうと言いたい。」と語っています。
「note」への不可思議な投稿作品
和牛が解散を決めたという2023年4月(解散発表後のラジオ内で明らかにされた)に、バイク川崎バイクは、『とある若手漫才師が解散する理由』と題したショートショート小説を、前述のnoteに残しています。
バイク川崎バイクがゲストで出演した、解散発表後の和牛のラジオ番組内で、「お世話になったにも関わらず、バイク川崎バイクへ解散を伝えたのは、メディアへの発表の少し前のタイミングになってしまった」という主旨の発言を和牛の2人がしています。
と言うことは、2023年4月の時点で、バイク川崎バイクは、和牛が解散を決めたことを知らないはずであり、何故このような作品を彼が書いたのか、とても興味深い謎が残ります。
単なる偶然か、それとも和牛の解散を察していたのか、はたまた・・・・。
まとめ
今回、彼のことを知る中で感じたことは、知名度以上に何か底知れぬポテンシャルを内包した芸人だということです。
ここに紹介しきれなかった芸人との交流エピソードも多々あり、人としても魅力的な方なんだろうという印象を受けました。
同業者からの支持のある、ミュージシャンズミュージシャンならぬ、“芸人ズ芸人”といったところでしょうか。
彼自身によると、昔、ある占い師に「あなたは2024年に大ブレイクする」と言われ、その日から2024年までを指折り数えていたそうです。
今年2024年。
果たしてその結果は??
今後の芸人バイク川崎バイクに要注目です!!
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