タレントの小島瑠璃子さんと結婚し、公私ともに話題となった実業家の北村功太(きたむら こうた)さん。
北村さんは、日本の伝統芸能「能楽囃子(のうがくばやし)」の名門・北村家の生まれです。
ただ、こうした名門に生まれた北村さんですが、伝統芸能の道を歩むことを選びませんでした。
なぜでしょうか?
北村功太さんと能楽囃子との関係について、分かりやすく掘り下げます。
北村 功太(きたむら こうた)プロフィール・経歴

まずは、北村さんのプロフィールと経歴からご紹介します。
プロフィール
名前:北村 功太(きたむら こうた)
生年: 1995年
年齢: 享年29歳
出身地: 東京
学歴: 青山学院大学
高校も青山学院高等部を卒業されています。
名門で青山学院というのは王道パターンですね。
北村さんも御多分に漏れず、その道を歩まれたようです。
経歴
2015年:株式会社エブリーへ入社(デジタルマーケティング業務に従事)
2017年:株式会社バベルを共同創業(取締役兼最高執行責任者)
2020年:Habitat株式会社を設立
株式会社エブリーへは青山学院大学2年生時に入社されています。
一番遊びたい年頃のはずですが、既に将来の志があった事がうかがえますね。
また、プライベートでは、時期は分かりませんが、学生時代から長くお付き合いされてた方と最初のご結婚をされています。
その後、2022年に離婚、2023年に小島瑠璃子さんと結婚されました。

能楽囃子とは?
能楽囃子とは、能の舞台で演奏される笛や鼓などの伴奏音楽のことです。
下の写真の後ろの方たちがそれにあたりますね。
能管、小鼓、大鼓、太鼓の4種類の楽器で奏されます。

能楽囃子の名門・北村家とは?
北村家は安土桃山時代から続く家柄です。すごいですね。織田信長の時代です。
代々、囃子方(はやしかた)の名手を輩出してきました。
特に、北村さんの祖父でもある北村治さんは、人間国宝にも認定された、小鼓の名人として知られています。
おじいちゃんが人間国宝・・・。ちょっと想像できませんね。
並みの名門ではないことは確かです。
北村さんは、なぜ、伝統芸能の道を歩まなかったのか?
北村さんは、伝統芸能の道を歩むことを選びませんでした。
その理由のひとつに、家の厳格なしきたりや、次世代を担う重圧があったと言われています。
この辺りはそういう家柄に生まれた人でなければ分からない悩みですね。
また、能楽の世界では、本家の後継者が問題となることが多く、北村さんもその問題に巻き込まれたことがあったようです。
そのようなしがらみに嫌気が差したのかも知れません。
まとめ
2025年2月4日、29歳という若さで北村さんは自らその命を絶ちました。
会社(Habitat株式会社)の経営困難や多額の負債などが理由ではないかとされていますが、
根本には、この家柄が関係している気がします。
若くして実業家として活動し始めたのも、名門に生まれた故の反動だったのではないでしょうか。
自由の身になったはずが、やはりそれでも上手く行かず、抱え込んでしまった部分があったのではないかと個人的には思います。
家柄から逃れたいという思いは、小島さんに婿入りする形で、姓を変えたという事からもうかがえます。
もちろん本当の理由は分かりませんが、北村さんにとって、自分の出自というには、生涯切り離せない切実な悩みだったのでしょう。
北村功太さんのご冥福をお祈りいたします。
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