アメリカ映画界で最高の栄誉とされるアカデミー賞。
2024年3月、日本時間11日行われた第96回アカデミー賞で、日本の作品として初めて『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞を受賞しました。
この作品の監督を務めた山崎貴監督は12日に帰国し、あらためて喜びの声を日本国民へ届けました。
その快挙を成し遂げた山崎監督の妻である佐藤嗣麻子さんも、実はとても著名な映画監督でもあります。
今回は佐藤嗣麻子さんの経歴や山崎監督との馴れ初め、お子さんなどについてまとめてみます。
佐藤嗣麻子 プロフィール
■名前:佐藤 嗣麻子(さとう しまこ)
■誕生年:1964年
■出身地:岩手県奥州市
■最終学歴:阿佐ヶ谷美術専門学校
佐藤嗣麻子 経歴
1987年にロンドン・インターナショナル・フィルム・スクールへ留学し、1992年に映画監督としてデビュー(作品名『ヴァージニア(Tale of a Vampire)』)。
この作品で東京国際ファンタスティック映画祭アボリアッツ大賞を受賞します。
1995年には映画『エコエコアザラク』を発表し、こちらも、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭’95批評家賞(南俊子賞)を受賞します。
その才能はキャリア当初から世間に認められていました。
監督・脚本を手掛けた主な映画・テレビドラマ作品
<映画>
ヴァージニア Tale of a Vampire(1992年) – 監督
エコエコアザラク -WIZARD OF DARKNESS-(1995年) – 監督・ストーリー原案
エコエコアザラクII -BIRTH OF THE WIZARD-(1996年) – 監督・脚本
アンフェア the movie(2007年) – 脚本
SPACE BATTLESHIP ヤマト(2010年) – 脚本
アンフェア the answer(2011年) – 監督・脚本
アンフェア the end(2015年) – 監督・脚本
陰陽師0(2024年予定) – 監督・脚本
<テレビドラマ>
土曜ワイド劇場(1997年 – 2004年のオープニングタイトルバック、テレビ朝日) – 監督
YASHA-夜叉-(2000年、テレビ朝日) – 脚本・演出
世にも奇妙な物語 SMAPの特別編 「僕は旅をする」(2001年、フジテレビ) – 脚本・演出
金田一耕助シリーズ (2004年~2009年フジテレビ) – 脚本
アンフェア(2006年、関西テレビ/フジテレビ) – 脚本
ハイエナ(2023年、テレビ東京) – 脚本
山崎貴監督との馴れ初め、結婚、二人の関係について
山崎監督とは、阿佐ヶ谷美術専門学校で知り合いになられます。
その専門学生時代に「白組」という映像制作プロダクションでアルバイトをしている時に、人手が足りないということで、仲間に声をかけた内のお一人に山崎監督もおり、一緒にアルバイトをされたとのことです。
その後、山崎監督はそのまま白組に就職されますが、
佐藤さんは就職せず、山崎監督よりも先に、27歳の時に映画監督としてデビューします。
佐藤さんは当時のことを、「ふたりの関係性が微妙な感じになりました。(文春オンラインでのインタビューより)」と話されていますので、この頃から既にお付き合いをされていたのではないかと推測されます。恋人同士とは言え、やはりライバル心のようなものもお互いお持ちだったようですね。
10年近く遅れ、山崎監督も映画監督としてデビューし、ヒット作品を次々に送り出します。
この状況に、自分が先に映画監督として成功してしまったことの気まずさが消え、佐藤さん自身もほっとされたそうです。
そして晴れて2012年、お二人はめでたくご結婚をされます。
お二人のお子さんは?
お互い48歳の時のご結婚ということで、おそらくお子さんはいらっしゃらないかと思われます。
過去の発言やインタビューでもお子さんについて言及されたものはないようです。
まとめ
国内にとどまらず、世界でも喝采を浴びた山崎監督。
同じ日本映画監督の同志として、また、妻としても佐藤さんはとても嬉しいことと思います。
佐藤さんが監督を務める、2024年公開予定の『陰陽師0』にも、更なる注目が集まっています。
ご夫婦でのアカデミー賞受賞もあり得るかもしれません。
山崎監督、佐藤監督の今後の活躍が楽しみです。
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