エンセン井上は過去にも逮捕歴あり!元妻・山本美優と の子供は?

人物

2024年5月22日、格闘家のエンセン井上容疑者が、麻薬成分を練り込んだチョコレートを密輸したとして、逮捕されました。

「修斗」や「PRIDE」で活躍したエンセン井上容疑者。最近では、若者に人気の総合格闘技大会「BREAKING DOWN」への言及などもメディアに取り上げられていたばかりでした。

エンセン井上容疑者の経歴や、元妻で同じ格闘家でもある山本美優さん、過去の逮捕歴についてまとめてお伝えします。

エンセン井上 プロフィール、経歴

■リングネーム:エンセン井上
■本名:井上 エンセン 正二
■生年月日:1967年4月15日
■出身地:アメリカ合衆国 ハワイ州ホノルル
■身長:178㎝
■体重:106kg
■階級:ヘビー級
■所属:PUREBRED

エンセン容疑者は、広島にルーツを持つ日系アメリカ人4世です。
ハワイ大学在学中に、ラケットボールの選手として来日をします。

22歳から始めたブラジリアン柔術を学び、それを主軸としたスタイルで、1995年1月、27歳の時に「修斗」デビュー。1997年の初代修斗ヘビー級王座認定戦で、初代修斗ヘビー級王座へと輝きました。

90年代後半から2000年代前半にかけ、総合格闘技「修斗」や「PRIDE」を中心に対戦を重ねました。
戦績は、全23戦で14勝9敗
実質的には、2004年までが総合格闘家としての実質的な現役活動となっています。

私生活では、2000年に元総合格闘家の山本美優さんと結婚しますが、2004年に離婚
お二人の間にお子さんはおりません。

今回一緒に逮捕された妻のキャン・サラ・ジェーン容疑者は、その後に結婚した再婚相手となります。

元妻・山本美優 プロフィール、経歴

■名前:山本美優
■生年月日:1974年8月4日
■出身地:神奈川県川崎市
■身長:156 cm
■体重:49 kg
■階級:ストロー級
■所属:KRAZY BEE

山本美優さんは、13歳で第1回全日本女子選手権に出場し優勝。その後全日本4連覇を果たします。

1991年に「世界選手権」で史上最年少の17歳で優勝
その後も数々の大会で優勝を果たし、1995年にJリーグ・浦和レッズ(当時)の池田伸康選手と結婚を機に現役を引退しました。

出産後、1998年に現役復帰し、1999年4月、離婚。
レスリング選手や総合格闘家として活動を続けますが、2000年にエンセン井上容疑者と再婚し、再び現役を引退しました。

2004年にエンセン井上容疑者と離婚。同年、再び現役復帰した後は、総合格闘家として、主に「RIZIN」で活躍し、2023年12月31日に現役引退をしました。

山本美優さんの家族構成

山本美優さんの父親は、1972年のミュンヘンオリンピックへレスリング日本代表として出場した山本郁榮さんです。

弟は、総合格闘技で活躍した人気格闘家・山本“KID”徳郁さん(享年41歳)、
妹は、レスリングで活躍した後、プロ野球選手・ダルビッシュ有投手と結婚し、4人の子を持つ山本聖子さんです。

家族全員が格闘技で名を馳せ、いずれも日本屈指の実力者ばかりです。
あまり格闘技に詳しくない方でもこのご一家のことをご存じの方も多いのではないでしょうか。

1999年に母親の憲子さんが白血病で亡くなり、
人気格闘家だった弟の山本“KID”徳郁さんは、2018年に多臓器不全で41歳の若さで亡くなっています。

エンセン井上容疑者の過去の逮捕歴と傷害・恐喝・暴行事件

エンセン井上容疑者は今回の容疑以前にも、1度の逮捕歴と傷害などで罪に問われた過去があります。

<傷害事件>
1999年3月、取材記者を相手に傷害事件を起こしました。
これは、記者の質問に腹を立てたエンセン井上容疑者が、埼玉県内のジムのリングで、スパーリングと称し、ケガを負わせたという事件です。この事件で、エンセン井上容疑者は、2002年に、懲役6か月、執行猶予2年の有罪判決を受けています。

<恐喝・暴行事件>
2002年、元所属会社社長を恐喝・暴行し、2004年に賠償命令を受けています。
同年に山本美優さんと離婚し、その後、メジャーな格闘技興行からは遠ざかることになりました。

<大麻取締法違反での逮捕>
2008年、大麻取締法違反(所持)の現行犯で逮捕されています。
東京都豊島区東池袋のコインパーキングに止めたワゴン車の中で、大麻入りのたばこなど計16・9グラムを所持していた疑いでの逮捕で、当時、エンセン井上容疑者は、「1カ月ぐらい前に知人からもらった」と供述しています。

まとめ

エンセン井上容疑者は逮捕直前の2024年5月16日に、上記のような投稿をXにしています。
また、「BREAKING DOWN」の選手に逮捕者や問題を起こす人間が多いことにも苦言を呈していたと言います。

いったいどのような心境でこのようなことを語り、世間へ発信したのかは想像できかねますが、ひょっとしたら薬物の持つ恐ろしさを知っていたからこその発言だったのかも知れません。

格闘家=野蛮な人というイメージを、更に印象付けてしまったという意味でも罪は深いと思います。

エンセン井上容疑者には、しっかりと罪を償い、今後は、格闘家、格闘家ファンにも示しのつくような人生を送っていただきたいです。

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