村竹ラシッド選手の両親は?高校・大学での活躍とジョジョ立ちの秘密!

スポーツ

2024年パリオリンピックで、日本の陸上界に新たな歴史を刻んだ村竹ラシッド選手。

男子110メートルハードルにおいて、日本人初の決勝進出を果たし、その名を世界に知らしめました。

そんな彼の活躍の背景には、多文化が融合した家族の物語と、努力の積み重ねによる輝かしい経歴があります。

本記事では、村竹選手のプロフィール・経歴、ご家族について詳しくご紹介します!

村竹ラシッド(むらたけ らしっど) プロフィール

写真:日本オリンピック委員会

■名前:村竹ラシッド(むらたけ らしっど)
■生年月日:2001年6月17日
■出身地:千葉県松戸市
■身長:180cm
■重量級:74kg
■出身大学:順天堂大学
■所属:日本航空(JAL)
■種目:110メートルハードル

村竹選手の父親はトーゴ出身、母親が日本人です。

ご自身は千葉県松戸市で生まれ育ちました。

陸上に出合ったきっかけは?

村竹選手が陸上を始めたのは、小学5年生のとき。

足が速く、それに注目した先生たちからの勧めがきっかけでした。

実は村竹選手の父親も元陸上選手だったそうなので、

その影響もあったのかも知れませんね。

学生時代の陸上の経歴・記録は?

中学時代(松戸市立第一中学校)

松戸市立相模台小学校から松戸市立第一中学校へ進学し、ハードル走に出合います。

ハードル走を選んだきっかけは、「競技人口が少なかったから」だそう。

中学3年生のときには男子110メートルハードルで 全国優勝 を果たしました。

この頃から日本一のスプリンターだったのは驚きです!

高校時代(千葉県立松戸国際高等学校)

高校でもその才能はとどまらず、全国高校総体(インターハイ)で活躍。

110メートルハードルで14秒00を切る好記録 をマークし、全国レベルの選手として注目されるようになりました。

もうこの頃にはオリンピックを視野に入れ始めてたのではないでしょうか。

大学時代(順天堂大学)

順天堂大学さくらキャンパス陸上競技場

順天堂大学に進学すると、技術とスピードをさらに磨き、

大学2年生のときには 13秒36の好記録 をマーク。

その後、日本代表として世界大会にも出場し、

2023年にはアジア選手権で銅メダルを獲得しました。

社会人(日本航空:JAL)

大学卒業後、日本航空(JAL)に所属し、社会人アスリートとして活動。

2024年、日本選手権で 自己ベスト13秒05 を記録し、

パリオリンピックの日本代表に選出されました。

2024年パリ五輪での快挙!

2024年のパリオリンピックでは、
村竹ラシッド選手が 日本人史上初となる男子110メートルハードル決勝進出 を果たしました。

これまで日本のハードル界は、準決勝まで進む選手はいても、
決勝に進出する選手はいませんでした。

しかし、村竹選手はその壁を破り、日本陸上界に新たな歴史を刻みました。

話題になった「ジョジョ立ち」についてもインタビューで語っています。

(入場の際の「ジョジョ立ち」は)前日からやろうと思っていたんです。来年JALに入社してくる鵜沢飛羽選手(パリ2024オリンピックの男子200mで準決勝に進出)がアニメ好きで、試合で名前を呼ばれるときによくそういうポーズをするんですね。前日の夜に鵜沢とご飯を食べていて、ふと「そういえば、いろいろなポーズをやってたよな」と思い出して、勝手に参考にさせてもらいました。ノア・ライルズ選手も『かめはめ波』とかをやっていて、観客も盛り上がる。それでいざやってみたら・・・想像以上の反響で(笑)。

TOKYO FORWARD 2025 インタビューより

トーゴ出身の父と日本人の母

トーゴの風景

父親はトーゴ出身の元陸上選手で、特に跳躍種目において活躍されていたそうです。

母親は日本人で、「村竹」という姓は母方のものだと思われます。

トーゴという国は、西アフリカに位置し、ガーナやベナンと国境を接する国。

多様な民族と文化が共存する国であり、トーゴ人は明るく、親しみやすい性格を持つことで知られています。

父親はこの豊かな文化背景を持ち、日本で家庭を築きました。

パフォーマンスで楽しませてくれる明るい性格も、父親ゆずりなのかも知れませんね。

家族の支えと多文化の強み

村竹選手の兄弟の有無については公表されていませんが、トーゴと日本という異なる文化背景を持つ両親のもとで育った彼は、

多様な価値観や視野を持つことができたのではないでしょうか。

この多文化的な環境が、彼の柔軟な思考や適応力、

そして国際的な舞台での活躍に大きく貢献しているといえるでしょう。

まとめ

2025年9月に東京で行われる世界陸上での目標を聞かれ、

メダルですね。今年(2024年)オリンピックに出場して、入賞はできましたが、メダリストとの扱いは全然違いました。いくら自分が入賞して、今までの最高順位を更新しても、メダリストの前では影になってしまう。やっぱりメダルを取ってこそ示しがつくと思いますし、それを目指すうえで、より良い色のメダルを取りたいです。今までの世界陸上における男子短距離の最高成績は末續慎吾選手の3位(パリ2003大会)なので、それ以上の成績を収めて、皆さんの前に示したいですね。

TOKYO FORWARD 2025 インタビューより

と答えています。

村竹ラシッド選手の今後の活躍に大注目です!!

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