ショーンKの疑惑のすべて!学歴詐称でも実は優秀な人物だった!証言あり

人物

2016年に発覚した「経歴詐称疑惑」によって、そのキャリアのすべてを失ったショーンKことショーン・マクアードル川上氏。

いったい何が問題だったのか?そして、彼の現在は?

本記事では、ショーンK氏の「虚像」と「真実」に迫ります。

経歴詐称疑惑とは?

■本名:川上 伸一郎(かわかみ しんいちろう)
■生年月日:1968年3月21日
■出身地:熊本県
■職業:経営コンサルタント、ラジオパーソナリティ、タレント
■活動分野:経済、ビジネス、メディア出演(テレビ・ラジオ)
■主な出演番組:
『とくダネ!』(フジテレビ) 『News ZERO』(日本テレビ) 『報道ステーション』(テレビ朝日)『Make IT 21』(テレビ東京) 『THE FACT』(BS朝日) 『TRENDY NAVI』(BSジャパン) 『Tokyo Bay Side』(bayfm、ラジオ)

高校は地元の進学校である、熊本商科大学付属高等学校を卒業しています。

2000年代前半から中頃にかけて、メディアで活躍していました。

堀の深い顔と、イケボで且つ博識があるということで、とてもインパクトがありましたね。

ちなみに半導体素子のメーカ「インテル」のCMコピー“インテル入ってる”の声もショーンK氏です。

このCMはよく耳にしましたね。

華麗なる経歴が「嘘」だった!?週刊文春のスクープ

どんな内容だったか?

疑惑が初めて浮上したのは、2016年3月。

週刊文春が「彼の学歴・経歴に虚偽がある」と報じたことが発端でした。

『週刊文春』2016年3月31日号

まず、「卒業した」とされる テンプル大学・ハーバード大学・パリのビジネススクール には、ショーンK氏の名前は確認できず、

さらに「ニューヨークで経営している」とされるコンサル会社についても、実態のある企業であるかどうか疑わしいという内容の記事でした。

この報道を受けて、ネット上では「ショーンKって何者?」「全てが嘘なの?」と大炎上。

そして彼のプロフィールは、一気に精査の対象となりました。

学歴詐称まとめ

報道後、ショーンK氏も下記の通り事実を認め謝罪しました。

ハーバード大学卒業」は誤り
→ 実際には「短期講座を受講しただけ」
「パリのビジネススクールMBA取得」は嘘
→ 実際には「短期講座を受講しただけ」

随分大胆な学歴・経歴詐称ですね。

また、「ニューヨークのコンサル会社経営」は誇張であり、会社は存在するが、実際の活動実態は不明瞭だった模様。

これだけの詐称がなぜばれなかったのでしょう?

素朴な疑問としてとても気になりますよね。

なぜバレなかったのか?メディアの盲点

なぜここまでバレなかったのか?

考えられる理由を挙げてみましょう。

ルックスと声の説得力

ハーフのような見た目と低音ボイスが「エリート感」を醸し出していました

「たったそれだけで騙される??」とも思いますが、案外、人間なんてそんなものなのかも知れません。

普段からかなり徹底していたのだと思われます。

コメンテーターという職業の性質

ジャーナリストや学者とは異なり、TVなどのコメンテーターに、

厳格な経歴証明を求めることはないと思われます。

ニューズ番組と言えども、結局はエンターテイメントの要素も多分にあるので、

「話がうまい」「知的に見える」ことが重要視されていたのではないでしょうか。



いずれにしても扱う側の「思い込み」が原因と言えるでしょう。

メディアへの露出が増えれば、それも実績として積み上がります。

学歴を調べるという手間なことをわざわざする習慣も、各メディアにはあまり無かったのかもしれませんね。

「整形疑惑」まで!? さらなる疑惑の浮上

学歴詐称が話題になる中、もう一つ注目されたのが「整形疑惑」です。

ネット上では、彼の過去の写真と現在の顔を比較し、「別人では?」という声が続出しました。

特に 鼻の形 が大きく変わっていることが指摘され、

「学歴だけでなく、顔も作り上げられたものなのか?」と揶揄される事態となります。

ただ、学歴詐称については事実を認めたショーンK氏でしたが、

整形疑惑については明言していません。

当時のオフィシャルサイトでは、「ニューヨーク市でアイルランド-アメリカ系日本人の父と日本人の母の間に生まれた」との出自が語られていますが、

実際には熊本出身で、本名が「川上 伸一郎」というのは間違いのない事実のようです。

この件に関しても、本人からの釈明は出ていません。


こちらは社会人になってからのショーンK氏です。

中学、高校時代から、「ここまでの変貌は理解できるかな」というのが私の個人的な感想です。

古舘伊知郎が語るショーンK

かつて、ショーンK氏が『報道ステーション』に出演していた当時のことを、古舘氏が回想しています。

「とてもいい人だった」と言いつつ、「どこか信用ならないところがあった」と冗談交じりに語っています。

その後のショーンK氏

この影響で、出演中・出演予定のテレビ・ラジオ番組からの出演自粛を発表します。

活動自粛に伴って、長年のレギュラーラジオ番組である『MAKE IT 21』も打ち切りが決定し、

同年4月から司会として出演が予定されていた報道・情報番組『ユアタイム』も放送開始前に降板しました。


こちらは『MAKE IT 21』最終回の音源です。

15年半の長寿番組だっただけにその思いが伝わって来ます。

番組だけでなく、リスナーの方たちをとても大切に思っていたこともうかがえます。

自分の撒いた種とは言え、ちょっと胸が苦しくなりますね。

まとめ

報道を受け、2016年以降はほぼ完全に表舞台から姿を消したショーンK氏。

ただ、学歴詐称はありましたが、これだけの支持を集めたということは、

彼自身がとても魅力的で有能だったこともまた事実だったのでしょう。

実際に、知識も豊富で、人柄もよく、話し方もとても上手だったという関係者の証言もあるようです。

高学歴な人物でも、人としての魅力がなかったり、中身の薄い人もたくさんいます。

学歴に関係なく、あれだけの地位を築いたというのは、ショーンK氏は、ある意味でとても優秀な人物だったと言えるのではないのでしょうか。

少なくとも私はそう思います。

ちょっと行き過ぎた「セルフプロデュース」だったのかも知れませんね。

復帰を待つ方たちも多いようです。

一度すべてを失った人物です。

それだけに人間的な深みも伴い、違った魅力が増しているかも知れません。

また再び表舞台で活躍する日を期待しています。

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