江渡浩一郎(えと こういちろう)氏は、日本を代表するメディアアーティストであり情報工学者です。
ネットワークアートの先駆者として高い評価を受ける一方、
2026年の逮捕報道では大きな注目を集めました。
本記事では、江渡浩一郎氏の経歴・代表作品・ニコニコ学会での活動などを網羅的に解説します。
江渡浩一郎(えと こういちろう) プロフィール

江渡浩一郎氏は1971年生まれ。東京都出身のメディアアーティスト・情報工学者です。
慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、同大学大学院政策・メディア研究科を修了。
その後、東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程を修了し、
博士(情報理工学)を取得しています。
2025年には、オンライン通信制大学『ZEN大学』の教授に就任しています。
専門分野は、
- メディアアート
- ネットワークアート
- 共創・参加型システム
- インターネット文化研究
アートとテクノロジーを融合させた研究・制作活動を続けてきました。
Xアカウントをのぞくと、江渡氏の活動内容がよくわかります。
↓
代表作品は?ネットワークアートの先駆者としての評価
■WebHopper
江渡氏を語る上で外せないのが『WebHopper』です。
インターネット上の接続経路を視覚化する作品で、
ネットワークという“見えない構造”を可視化する試みとして高く評価されました。
この作品は、アルス・エレクトロニカでゴールデン・ニカ賞を受賞し、国際的にも注目を浴びました。
■RemotePiano
インターネットを通じて遠隔地からピアノを演奏するプロジェクト。
物理的な距離を越えて演奏体験を共有するというコンセプトは、
現在のオンライン表現の先駆的事例とも言えます。
★その他のプロジェクト
- SoundCreatures
- WebBrowserMusic
- インターネット物理モデル
など、参加型・ネットワーク型の表現を数多く発表しています。
ニコニコ学会βとは?インターネット時代の新しい学術文化
江渡浩一郎氏は「ニコニコ学会β」の実行委員長としても知られています。
ニコニコ学会βは、動画配信サービス「ニコニコ動画」を活用し、
研究発表を開かれた場で行うことを目指した取り組みです。
特徴は、
- オンライン配信による公開発表
- ユーザー参加型の議論
- ユーザー参加型の議論
従来の学会とは異なるスタイルで注目を集め、
書籍『ニコニコ学会βを研究してみた』なども出版されました。
インターネット文化と学術研究を結びつける挑戦として評価されています。
インタビュー動画
こちらは2013年に公開されたインタビュー動画です。
こちらの動画では、そもそもニコニコ学会βとは何かという説明をしています。
共にニコニコ学会βに関する氏の考え・活動背景を知る上でわかりやすくまとめらた動画です。
研究者・教育者としての活動
江渡氏は産業技術総合研究所(産総研)にて研究員・主任研究員として活動。
さらに大学講師として教育にも携わってきました。
主な活動分野:
- 参加型サービスの設計
- 共創プラットフォームの研究
- デジタル表現の社会実装
人工知能学会の理事を務めた経歴もあり、
アート領域だけでなく研究分野でも一定の評価を受けていました。
家族について
結婚や子供の有無について、公式には語られておりません。
ただ、後述の逮捕事件から考察するに、2026年2月時点では未婚である可能性が高いと思われます。
また、こちらもあくまで推測ですが、学歴・経歴からして、
教養のある比較的裕福なご家庭で幼少期を過ごしたことも間違いなさそうです。
2026年の逮捕報道について
2026年2月、児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで
京都府警に逮捕されたと報じられました。
報道によれば、25年10月29日、京都市内のホテルで未成年(15才)の女子生徒に現金を渡し、
わいせつな行為をした疑いがあるとされています。
一方で、本人は一部を否認し、「年齢は認識していなかった」と説明していると伝えられています。
※2026年2月現在の情報
まとめ
江渡氏は、WebHopperでの国際的評価、ニコニコ学会βでの学術文化の刷新、
ネットワーク研究の推進等、日本のメディアアート界において
重要な役割を果たしてきた研究者・アーティストです。
それだけに2026年の逮捕報道は大きな波紋を呼びました。
とても重大な出来事であったことは事実ですが、
ただ、これまで江渡氏が日本のメディアアートやネットワーク研究の発展に寄与してきた功績もまた、
客観的に記録されるべきものです。
インターネットという新しい表現領域を切り拓き、
研究と創作を横断しながら共創の可能性を提示してきた歩みは、
多くの研究者やクリエイターに影響を与えてきました。
評価と責任はそれぞれの文脈で論じられるべきものだと思います。
氏が築いてきた知的・文化的な足跡は、
日本のメディアアート史の中で一定の位置を占め続けるものであることは間違いなく、
次世代へと受け継がれていく文化的資産の一部です。
その足跡が今後どのように語られ、どのように継承されていくのか
――それもまた、日本のメディアアート史の中で問われ続けていくことになるでしょう。

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